こんにちは、雑食系コーヒーブロガー「のため」です。
今回は大手メーカー3社(メリタ・メリタ・ハリオ)によるコーヒードリッパーの違いについて比較してみました。
というのも
「色んな種類のドリッパーがあるけど、何が違うの?」
「どんなドリッパーがオススメ?」
と感じている人が多いと思います。
なのでそのような人のために
ドリッパーの違いについて
わかりやすく解説していきます。
大手メーカー3社のドリッパーもパッと見ただけでは、正直どれも同じに見えてしまいますよね。
そこで違いをわかりやすく比較してみたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
大きな違いは「ドリッパーの穴」だけ
コーヒードリッパーはコーヒーを抽出するための器具です。
そしてその抽出するときに使われる、ドリッパーの穴の数が大きな違いとなっています。
現在では1~3つまでの種類があり、違いは以下の通りです。
ドリッパーの穴 | 1つ(メリタ式) | 2つ | 3つ(カリタ式) |
---|---|---|---|
フィルターの形状 | 台形・円錐 | 台形 | |
抽出速度 | 遅い | 普通 | 早い |
味わい | 濃厚 | バランス | |
価格 | 500円~ | 500円~ | 300円~ |
上記の通り、ドリッパーの穴の違いにより、コーヒーの飲み心地も変化します。
基本的には濃いめのコーヒーが好きであれば「1つ(メリタ式)」のものを、逆にバランスの良い味わいのコーヒーが好きなら「3つ(カリタ式)」のものを選ぶと良いでしょう。
ただ後でも解説しますが、カリタ式は淹れるときに少しコツが必要なので注意してください。
大手3社メーカーの違い
次に「メリタ」「カリタ」「ハリオ」の3社それぞれの違いについて書いていきます。
メリタ(Melitta)
ドイツに本社がある、100年以上も続いているメーカーさんです。
当時は挽いた豆をお湯に浸して抽出していたのですが、初めてペーパードリップというものを発明したことにより、どんどん拡大していったようですね。
そして独自のフィルターである1つ穴ドリッパーが特徴で、手軽にバランスの良いコーヒーを楽しめる点です。
細かい調節も必要ないので、とても楽にコーヒーを淹れることができます。
そのため手軽においしいコーヒーを楽しみたい方には、ぜひオススメしたいメーカーさんですね。
カリタ(Kalita)
本社が神奈川県にあり、創業60年以上も続いている日本のコーヒー機器メーカーです。
家庭でコーヒーを淹れることが多くなったことをきっかけに、レギュラーコーヒー文化を広げていきました。
中でもカリタ式と言われる「3つ穴ドリッパー」により、コーヒーの味わいの調節がしやすいことが特徴ですね。
お湯の量や注ぎ方によっては雑味を抑えたりもできるので、コーヒーを趣味にしている人にはオススメです。
ちょっとしたコツで味わいに幅を持たせることもできますよ。
ハリオ(HARIO)
誰もが知っている、耐熱ガラスで有名な日本のメーカーさんですね。
1948年からコーヒーサイフォンの制作に着手したことが始まりで、いろんな種類のコーヒー器具を作っています。
ドリッパーは円錐型と台形型のどっちもあり、カリタとメリタの中間といった感じが特徴といえます。
中でも2つ穴の「ペガサスドリッパー」は、初めてでもコーヒーが淹れやすく、おいしく仕上がるので最高です。
選択の自由度が高いことから、これから始める初心者の方には特にオススメだと言えますね。
違いを比較してみた
ここまでを簡単に表にしてみました。
メーカー | (Melitta) | メリタ(Kalita) | カリタ(HARIO) | ハリオ
---|---|---|---|
ドリッパーの穴 | 1つ | 3つ | 1~2つ |
形状 | 台形 | 台形 | 台形・円錐 |
抽出速度 | 遅め | 早め | 遅め |
味わい | 濃厚 | バランス | バランス |
淹れやすさ | 簡単 | 難しい | 普通 |
価格 | 500円~ | 300円~ | 500円~ |
迷ったらハリオの「ペガサスドリッパー」
一般的にはメリタ式やカリタ式といったものが多い印象ですが、2つ穴の「ペガサスドリッパー」も最高です。
コーヒー粉の量がわかるメモリや抽出量がわかる覗き穴がついているので、コーヒーが淹れやすくなっています。
味わいも雑味が少なくバランスの良いコーヒーに仕上がるので、とても飲みやすいです。
迷ったらとりあえず「ペガサスドリッパー」と「台形型のフィルター」を購入しておけば間違いないと思います。
これからコーヒーデビューをする方には絶対オススメなので、ぜひ試してみて下さい!
まとめ
いかがだったでしょうか?
コーヒードリッパーといっても、最近では種類が多く、何が違うのかイマイチわからないですよね。
なので大きな違いとしては、「ドリッパーの底に空いている穴」と理解しておけば問題ないと思います。
あとは穴の数によって、飲み心地も変わってくることぐらいですかね。
それでは最後にまとめます。
大きな違いは「ドリッパーに空いている穴」であり、それによって飲み心地も変わってくる
今回の記事はここまでです、最後までお読みいただきありがとうございました!